イマジン・ヨコハマとはなんだったのかを探す半日〜サイドストーリー

ところで、「イマジン・ヨコハマとはなんだったのかを探す半日」は「温泉たまごプロジェクト」というコードネームがついていました。
当日資料にも、ちょこちょこ「たまごくん」が登場していたのですが、お気づきの方はいらっしゃったでしょうか。
「イマジン・ヨコハマのプロセスに関わりをもった人たちは、良いことも悪いことも含めて“もやもや”を持っている。そのもやもやが、ゆで卵のように完全な形にならなくても、“温泉たまご”のように、プルプルしたなんとなくの形になるような、そんな「半日」と創りたいね。」という想いから、コードネームがつけられました。
「しかも、イマジン・ヨコハマのロゴって、タマゴに似ている!」笑。


そんな、「イマジン・ヨコハマとはなんだったのかを探す半日」。
実は今回の企画、「AI Process in Action」というチームが全面的にバックアップしてくださっていました。
「AI Process in Action」は、AI(Appreciative Inquiry)の専門家チーム。日本に本物のAIを実践的に根付かせたいとの想いを持たれている素晴らしいチームです。
http://ameblo.jp/nextimagineyokohama/entry-10673347126.html
AIとは、個人や組織のポテンシャルに注目する「ポジティブアプローチ」のひとつの手法。問いかけや探求(Inquiry)によって、個人の価値や強み、組織全体の真価を発見して認め(Appreciative)、それらの価値の可能性を最大限に生かした、最も効果的で能力を高く発揮する仕組みを生み出すプロセス、だそうです。
今回のインタビューやクレイワークは、このAIをベースに設計されていました。


私自身、当日はこのインタビュー&クレイワークを、参加者として体験したのですが、
「問い」を通じて普段と違う視点であれこれ考えたり、インタビュワーの反応から思いもよらない経験を引き出されたり、本当にさまざまな「気づき」や「発見」を体験しました。


その時にしかない「めぐり合い・出会い」と「対話」を通じて、自分の中にもともとあった気づかないものにあらためて気づく。自分の中に積み重なって芽を出しそうだったものが、たまごの殻をつつかれてクチバシを出す、、、そんな感覚を得た、とても楽しくて魅力的なプロセスでした。


「AI Process in Action」チームさんと初めて出会ったのが、8月末。
それから2か月間、怒涛のようにミーティングを重ね、「温泉たまごプロジェクト」を創ってきました。お忙しい中、東京に横浜に飛び回り、本当に多くの時間と熱を費やしていただきました。なにより、「AI Process in Action」チームの皆さんのお人柄が本当に素敵☆なのです。この出会いにとても感謝です。


素晴らしい出会いから始まった時間は、ワークショップの設計(ソフト)を生み出し、米国国務省日本語研修所さんのご好意で素晴らしい会場(ハード)を提供していただき、そしてなんといっても「イマジン・ヨコハマとはなんだったのかを探す半日」に参加された一人ひとりが想いを加えてくださったことにより完成され、ひとつの物語となりました。


「イマジン・ヨコハマとはなんだったのかを探す半日」。
この時間を通じて、それぞれの持つ「たまご」は、「温泉たまご」になったでしょうか。