ワークショップのデザイン


分科会B−市民視点でイマジン・ヨコハマを振り返る。
別名:温泉たまごプロジェクト。


イマジン・ヨコハマで何が起こっていたのか、
イマジン・ヨコハマ最高!ということだけでなく、もやもやなども含めて感じている我々は、まだ「半熟卵」の状態。
ワークショップを行うことで、参加者個人に気づきが生まれ、半熟よりも少し固まった、「温泉たまご」の状態を生み出したいね、という想いで命名しました。


本日は、当日の設計にも一歩踏み込みます。
なんだかとっても可愛い、温泉たまごくんのパワポを作っていただきました。

Lead Inを作成しながら、研究所メンバーが「大切にしたいこと」を共有します。

「個人の変容に気づく場をつくりたい」「個々の気づきを共有することでさらに変容を生みたい」「イマジン・ヨコハマで生まれた一人ひとりの小さな物語を、熱を、刻んでおきたい」
・・・
たっぷりの想いを詰め込んで、インビテーション&ワークショップ設計を、次回もさらにつめていきます。



■日時:平成22年10月1日(金)19時00分〜21時45分
■場所:東京某所
■内容:分科会Bの企画設計
■参加者:7名

イマジン・ヨコハマとは何だったのか―企画者の視点で考える―

イマジン・ヨコハマ研究所の活動の柱の1つ、
「分科会A―イマジン・ヨコハマとは何だったのか―企画者の視点で考える―」
を、ついに開催しました★


NEXT!イマジン・ヨコハマの活動でもすっかりお馴染みとなった、
米国国務省日本語研修所さんに、場所をご提供いただきました。
(研修所さん、どうもありがとうございます!)


講師の方の提案で、講師対聴講者というのではなく、お互いに話をしながら進め
ていきましょう、ということに。
まずは、ゆるゆると、チェックインからスタート。


続いて、「レゴ・ワーク」。
レゴを使ったワークショップの手法だそうです。
まずは、できるだけ高く積む。
次に、自分が設計者に聞きたい質問を、レゴで形にしてみる。

レゴで形になった質問は、次のとおり。
○イマジン・ヨコハマが始まる前のコンセプトはなんでしたか?
○できたこと、できなかったことは何ですか?それを踏まえて今後どうしていき
たいですか?
○みんなの力をあわせると色々なことができる。イマジン・ヨコハマとして今後
いかに横浜の良さを伝えたりしていくのか?
○様々な人がフラットで水平な対話を行うために、大切にしていることは何か?
○将来、ヒルサイドの魅力も横浜市全体の魅力としてアピールするのか?
○どうすれば若い世代がこのような対話の場に参加するか?
○市民参加型で都市ブランドを作る手法としてこのような手法をとった理由を知
りたい。
○進めていく上で、何とバランスを取りながら進めたのか。
○想定外のものが入ってくるバランスをどう取ってきたのか。


質問項目が見えたところで、話を深めていきます。

<イマジン・ヨコハマで大切にしてきたこと>
○大切にしてきたことは、「関係の質の向上」。
 組織では、良い結果を出すために、組織の「構成員の行動の質」が重要。
 それを高めるために、「構成員の思考の質」を高める。
 そのためには、構成員同士の関係の質を高めることが大切。
 例えば、上司と部下の関係が悪いと、素晴らしい発想やマニュアルも生きてこない。
 逆に、関係が良いと、良い雰囲気が生まれ、実行力も高まっていく。
 自治体においても同様。
 立場・世代を超えた多様な人が集まり、関係の質を高めていくことを、とても大切にした。


<市民に委ねることへの不安?>
Q.イマジン・ヨコハマでは、市民に委ねている部分が多い。
 素人に任せることのあてどなさ、何が立ち上がってくるかわからないことへの
不安はないのか?
 市民の意見が集まり過ぎ、拡散することへの恐れはなかったのか?
○全くネガティブな横浜になってしまったらどうしよう、という不安はないこと
もなかった。
○落とし所を決めてしまっては、ワークショップを行う意味はない。
 対話のデザインとスケジュールを大切にしたが、それはネガティブなことを出
させないためではない。
 ネガティブなことも含めて、本当のことを話せるようにするため。
○市民意見の集約については、今回は事務局・市側に委ねてもらうという方式を
とった。


<対話のデザイン>
○ネガティブな話をさせないということが、対話のデザインではない。
 「生成的な対話の状態」を作ること。それが対話のデザイン。
 対話の4段階として、
 1.儀礼的会話=牽制し合って本音を出し合わない。何も生まれない状態。
 2.論争=自分の主張だけをぶつけ合う。1か0かの状態。
 3.内省的ダイアローグ=自分の価値観や想いに自覚的になりながら話す。
 4.生成的ダイアローグ=相手の価値観の違い、立場の違いなどを認めた上で、創発的に話す。ネガティブなことも宝。
 がある。
 この、「生成的ダイアローグ」の状態をいかにつくるかが、「対話のデザイン」。


<“市民参加型”への考察>
有識者会議というものがあった。
 有識者会議がある、と聞くと、市民側としては、落とし所が最初からあるのではないか、という気分になる。
 一方で、有識者会議の必要性が確かにあることも、理解できる。
 有識者会議と市民参加のバランスをどうとるのか、これからの課題。
 有識者の中には、ボランティアの中に入り込み、自らボランティアとして活動するなかで、自分の「知識」を伝えていた人もいた。
 イマジン・ヨコハマの面白いところ。
有識者会議や市民参加のあり方を考えていくと、民主主義とは何か?というテーマに行きつく。
 数の論理で多数決で意思決定しない、少数派の声をききながら、集団としての意思決定をしていく真の民主主義についての議論をしているように思う。
○市民とか、ボランティアという言葉を変えたい。ボランティアは精神の問題。
自発的に生まれるもの。それこそが創発の原点。
○市民参加は、参加していない人から見ると成果・効果が理解し難い。税金の無駄使いといわれてしまう。参加していない人にもわかるように言語化して、伝えていく必要がある。
○客観的な目で見ると、市民参加といわれると漠然としている。市が関わっていると、結果が出る、何かが必ず生まれるという安心感がある。
○ボランティア活動をするとき、「市が関わっている」というと、どんな相手でも話だけは聞いてくれた。会社を早く帰ることもできた。


イマジン・ヨコハマがはじまった当初、ボランティア、事務局、企画者など、様々な立場で関わっていた人が、あらためて一人の個人として、当時を振り返り、対等に意見を交わし合い、次のステップへ活かせることを模索する。


熱のこもった、素晴らしい時間となりました。
白熱する議論は遅くまで続き、今後も引き続き、研究を深めることとなりました。


■日時:平成22年9月29日(水)19時00分〜22時15分
■場所:米国国務省日本語研修所
■内容:分科会Bの企画設計
■参加者:13名

スカイプミーティング

加速する温泉たまごプロジェクト。
本日はスカイプミーティング。


分科会Bの開催に向け、
参加者へ送る「インビテーション」の設計を行いました。


前回のミーティングをふまえて、
役割をわきにおいて、様々な人が「個人」として参加し、気づきが生まれる空間をつくるために。
着々準備、進行中ですw


■日時:平成22年9月17日(金)21時〜22時30分
■議題:
◯インビテーションを設計する
■参加者:6名

温泉たまごプロジェクト加速中


先週に引き続き、Aiチームの皆様と、市民インタビューの設計企画。
新たなメンバーさんともお会いし、瀬戸内帰りのU様にもお越しいただき、ながーいチェックインと前回の振り返りからスタート。


話を深めていくうちに、研究所メンバー間でもまだまだ想いに相違があることが判明★
奥の奥まで話しつくして、
大きな方向性の柱はあるので、まずは一度、振り返りを実践してみることが大事。
ということになりました。


インタビュー当日の意図は、
1) 何が起こったのか?起こらなかったのか?
2) 何が残って、何が残らなかったのか?
を浮かびあがらせること。
個々の中のイマジン・ヨコハマで起きたもやもやを、インタビューの対話を通して探っていけたら良いですね。


うーん、どんな会になるのでしょう♪
どんどん面白くなってきました♪
次回MTGで具体的に詰めていきます。

■日時:平成22年9月10日(金)19時30分〜22時30分
■場所:東京某所
■内容:市民インタビュー企画設計
■参加者:6名

スカイプミーティング


今日は、初のスカイプミーティング。
8/22以降の進捗状況等を確認しました。


スカイプを使い慣れていない方も多く、
twitterハッシュタグ#imaginelabで、
同時つぶやきにもチャレンジ!
・・・なかなかうまくいきませんでしたが^^;


でも、ミーティング内容自体はとても有意義で、
研究所の活動の2本柱について、
方向性が固まりました!


■日時:平成22年9月7日(火)21時〜22時30分
■議題:
◯研究所方向性確認
◯【分科会A】実施者の講演と意見交換
 【分科会B】市民インタビュー
  について、現状の共有、当日内容、スケジュール、事前準備の進め方など。
■参加者:3名

AIとの出会い

イマジン・ヨコハマ研究所の活動の2本柱のひとつが、
【分科会B】市民(ボランティア等)へのインタビュー。


進め方・手法等について悩んでいたところ、
AIにお詳しい方をご紹介いただきました。
(どうもありがとうございます!)
早速お時間をいただき、研究所で考えていること、進めたいことなどをお話しました。

インタビューは、情報をとるのではなく、対話を通じてお互いに気づきが生まれる手法である。
そんな視点を大切にして、
市民ボランティアの方が、イマジン・ヨコハマのプロセスを振り返れる、
そんな空間を作りたいね!という話で意気投合。


「温泉たまごプロジェクト」と名づけられたこの計画。
とっても楽しいことになっちゃいそうですw
具体化に向けて、盛り上げていきたいと思います!

■日時:平成22年9月3日(金)19時30分〜23時
■場所:東京某所
■内容:市民インタビューについて、お知恵をもらう。
■参加者:5名

研究所の活動紹介@米国国務省日本語研修所

NEXT!イマジン・ヨコハマと米国国務省日本語研修所がつながって、
イマジン・ヨコハマから生まれた活動紹介WS&BBQ大会が開催されました。


イマジン・ヨコハマから生まれた活動を、研修所の研修生さんたちにご紹介。

イマジン・ヨコハマ研究所も、
KP法(=紙芝居プレゼンテーション)で、ばっちりご説明してきましたよ〜!!!


今日は、研究員のNさんから、
イマジン・ヨコハマボランティアへのアンケート結果(中間報告)もありました。

イマジン・ヨコハマでは、ソーシャルキャピタルが生まれているそうですー!